効果として
リベルサスの効果には、次のようなものがあります。血糖値を下げる、食欲を抑える、 満腹感を長持ちリベルサスは、主に膵臓に働きかけて血糖値が高くなるとインスリンの分泌を促すことで血糖値を下げます。また、脳の食欲中枢に作用して満腹信号を送ることで、食べ過ぎを抑制します。さらに、胃酸の分泌を抑制して腸の排出運動を低下させることで、消化に時間がかかり、長い時間満腹な状態を継続します。
リベルサスは、GLP-1受容体作動薬として、脳内で食欲をコントロールする満腹中枢に作用します。そのため、食欲が抑えられるため、食事の量が自然と減少します。
リベルサスの効果を実感するタイミングには個人差がありますが、早い人で1か月、通常の場合には3か月～4か月の期間が必要です。リベルサスの服用にあわせて、適度な運動や栄養バランスのとれた食事などの規則正しい生活習慣を心がけることで、リベルサスの効果を高めて、体重減少のタイミングを早められます！
副作用として
リベルサスだけではなく、どんな薬でも副作用があります。 リベルサスの副作用として頻度が高い胃腸障害は、下痢や便秘・腹痛、軽度の吐き気や嘔吐で、特に下痢や腹痛・吐き気は、5%以上の方が悩まされています。 飲み始めの時期と用量を増やした時に症状が出やすいですが、これは本来の効果が強く出過ぎているものと考えられています。
リベルサス服用で注意が必要な方！
健康状態によっては慎重な服用が必要になります。
〔膵炎の既往歴がある方〕
リベルサスは急性膵炎を起こすおそれがあるためです。
〔重度の胃腸不全麻痺など、重度の胃腸障害がある方〕
胃腸障害の症状が悪化するおそれがあるためです。
〔低血糖を起こすおそれがある方〕
脳下垂体機能不全・副腎機能不全のある方、栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取・食事摂取量の不足による衰弱状態にある方、激しい筋肉運動や過度のアルコール摂状態にある方などです。
〔胃の摘出術を受けた方〕
リベルサスは胃で吸収されるため、有効性が不透明なためです。
〔高齢者〕
一般的に生理機能が低下しているためです。
副作用の対処法
低血糖であれば、飴や糖分の多いジュース、ラムネなどをすぐ口にいれて血糖値を上げるようにしましょう。意識が低下していたりけいれんがあったりする場合は、すぐ医療機関を受診してください。
激しい腹痛やおう吐、発熱、白目や皮膚が黄色くなるような症状がみられた場合でも、服用をやめて受診しましょう。急性膵炎や胆のう炎、胆管炎などの重篤な副作用の可能性があるためです。
副作用を避けるため、治療中であったり以前かかったりしたことのある病気は事前に医師に相談しましょう。たとえば膵炎の既往や胃摘出、重度の胃腸障害、副腎機能不全などが該当します。
リベルサスの特徴とダイエット効果
リベルサスはもともと糖尿病の治療薬ですが、現在では体重減少の効果が期待されてダイエット目的でも使用されています。この章ではリベルサスの特徴やダイエット効果について詳しく説明します。
リベルサスの特徴
リベルサスはオゼンピックと同じ成分であり、GLP-1製剤の中で唯一の飲み薬です。飲み方が特殊ではありますが、錠剤なので管理がしやすく、注射が苦手な方でも使いやすいでしょう。
リベルサス服用の際の注意点は以下のとおりです。
- 1日の最初の食事や飲み物をとる前に空腹の状態でコップ約半分（約120mL以下）の少量の水で服用
- 服用後30分間は飲食禁止・ほかの薬の服用禁止
- 噛み砕かずにそのまま飲み込む
水は少なめにする方が効果的です。胃の中にある食べ物などがリベルサスの吸収を妨げるためです。
リベルサスのダイエット効果
リベルサスの成分であるセマグルチドは、ほかのGLP-1製剤に比べて体重減少効果が高いと言われています。
リベルサスには食欲抑制効果があり、食べ過ぎを防ぐことができます。また満腹感を長く持続させる作用もあるため、自然と食事の量が減り、無理なくダイエットができるでしょう。
容量・用法をきちんと厳守し快適なダイエットライフを楽しみましょう😊
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